アートメイクは、皮膚の真皮上層と呼ばれる浅い部分に専用の針を用いて色素を注入し、眉、アイライン、唇などにメイクアップ効果を与える施術です。汗や水で落ちる心配がないため、入浴後や素顔の状態でもメイクをしているかのような美しい状態を保つことができます。

アートメイクとタトゥーはどちらも針で色素を入れますが、持続期間が異なります。タトゥーは皮膚深部に色素を入れるため半永久的ですが、アートメイクは皮膚の浅い部分（0.02～0.3mm）に入れるため、1～3年で薄くなります（個人差あり）。

 アートメイクは時間の経過とともに自然に薄くなりますが、意図的に完全に除去することは難しい場合があります。
除去方法としては、レーザーや薬剤などが考えられますが、いずれの方法でも完全に消える保証はありません。 この点をご理解いただいた上で、お申し込みください。

アートメイクの施術は、ほとんどの場合、1回の施術では色が完全に定着することはありません。これは、初回の施術では色素が体の自然な防御反応によって排出されやすいためです。そのため、1回目の施術でベースとなる形や色を定着させ、2回目、3回目と施術を重ねることで、色味や形を微調整し、理想のデザインに仕上げていきます。

アートメイクの施術には、「手彫り」と「機械彫り（マシン彫り）」の2種類の方法があります。 

当院では、より自然な仕上がりを実現するために、これらの技法を効果的に使い分けて施術を行っています。

眉の仕上がりは、患者様のなりたいイメージや肌質に合わせて3種類からお選びいただけます。

ダウンタイムとは、施術後に施術部位が回復する目での期間です。 

施術直後は、赤み・晴れ・痛みなどの症状や、数日たった経過では、かさぶた・痒みといった症状が出る場合はあります。 直後の痛みなどは鎮痛剤などでコントロールできる範囲です。また施術後は患部の清潔を保ち、感染など穂防ぐことで特に問題はありません。 

血行が良くなると腫れや赤みが強くなる可能性がありますので、医師の指示に従い運動やサウナ・飲酒は控えるようにしてください。適切なケアを行うことで、リスクを最小限に抑え、美しい仕上がりを得ることができます。