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受け口(反対咬合)

受け口を短期間で改善

受け口とは、下の前歯、下口唇、下顎が前に出ているアンバランスな状態で、反対咬合と呼ばれています。
受け口は短期間で改善することができます。
奥歯を軽く噛んだとき、通常では前歯は上の歯が下よりも前に突出しています。
この突出の度合いをオーバージェット(over jet)といいますが、正常値は+2~3mmになります。
つまり上下の歯を噛み合わせたときには、上の前歯が下よりも2~3mm前に出ている状態が正常咬合になります。
逆にオーバージェットがマイナスの場合は、下の前歯が上よりも前に突出して反対咬合となり、このような状態は “受け口”と呼ばれています。
受け口の程度によっては、咬合に関する機能(発語や咀嚼)に不都合が生じて、日常生活での会話や食事に支障を来たす重症なケースもあります。
このような場合、1~2週間の入院を要する手術とその後、長期間に渡る矯正治療を必要とします。

セントローズクリニックで行う受け口手術は、比較的軽症であり、あくまでも見かけのバランスに問題が生じているケースです。
このような場合は、“下顎分節骨切り術”を施行いたしますが、この手術では顎間固定が不要になるので治療期間が短く、入院も必要もありません。
短期間で仕事に復帰したいかたにおススメの方法です。
※反対咬合の程度が強い患者さまには、口腔外科へのご紹介も可能です。
受け口でお悩みのかたは、一度カウンセリングにいらしてみてはいかがでしょうか。

手術時間

手術時間
手術時間 3時間
日帰り OK

※手術日は初診時に相談

こんな方にオススメです

  • 受け口を改善したい
  • 下唇が前に出ている
  • 下顎が大きい、シャクレている
  • 輪郭を改善したい
受け口(反対咬合)の手術法

受け口(反対咬合)の手術法
  • 1.口腔内からアプローチします。下口唇の裏側と歯肉との間の粘膜を切開して、顎先に向かって剥離を進め、下顎前面の骨皮質を露出します。
  • 2.左右の第一小臼歯(前から数えて4番目の歯)を抜歯して、その下方 (3番と5番の間) の下顎骨を削ります。
  • 3.右の3番から左の3番までの前歯6本の下方の下顎骨を骨切りして、歯と骨を一つのセグメント(ブロック)として後方に移動させます。この移動距離が、受け口を改善できる程度になります。
  • 4.させたセグメントを、プレートあるいはワイヤーで固定します。場合によっては3番と5番の歯をワイヤーで固定(歯牙結紮)いたします。
  • 5.顎先が長いかたやシャクレているかたは、ここで顎削りをいたします。
    ⇒「 顎削り 」のページをご覧ください
  • 6.口腔内の粘膜を縫合して終了です。
手術のポイント

  • 口腔内の切開は歯肉の横の溝の部分になりますので、口を開けても見えるところにはキズはできません。
  • 出血が多い場合には、一時的にドレーン(内出血を吸い出す管)を留置する場合があります。(お帰りのときには管を抜きます)
  • 骨固定をしているプレートやワイヤーは、6ヵ月以降であれば抜去が可能です。(抜去の手術は有料になりますが、抜去せずにそのまま留置しておいても問題はありません)

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