しわやたるみが気になり始めると、「ボトックスかヒアルロン酸か、どちらが私に合っているの?」と迷う方が多いでしょう。両方とも“メスを使わないプチ整形”の代表格として、忙しい人でも挑戦しやすい施術方法です。しかし、筋肉を抑えるボトックスとボリュームを足すヒアルロン酸では、得意分野や効果の持続、ダウンタイムなどが意外と違うもの。
ここでは、しわ・たるみをケアする際に「ボトックスとヒアルロン酸、どちらがベストか?」を分かりやすく解説します。自分に合った方法を見極め、満足度の高い美容医療に近づきましょう。
しわ・たるみの原因は?ボトックスとヒアルロン酸の働き方
そもそもしわ・たるみはどうやって生まれるのか、大きく2つの視点から整理すると理解しやすくなります。
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筋肉の動きによるしわ(表情じわ)
笑ったり怒ったりしたときに深く刻まれる額や眉間、目尻のしわなどが代表的。筋肉の動きが繰り返されることで皮膚に溝が固定化して生まれます。 -
肌・組織のボリュームロスが原因のくぼみやたるみ
加齢とともにコラーゲンや脂肪組織が減少し、頬や口元が下垂してできるしわ・ほうれい線・マリオネットラインなど。
この2点を意識することで、ボトックスとヒアルロン酸がどう違うかが見えてきます。
ボトックス:筋肉を抑制し表情じわを改善
ボトックス(ボツリヌストキシン製剤)は、筋肉の過度な収縮を抑えることで表情じわを和らげる注射です。
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しわに効く仕組み:
筋肉と神経の伝達をブロック→表情筋がやや緩み、しわの溝が浅くなる。 -
適応例:
額、眉間、目尻など動きの大きい部位のしわに強い。エラ張り(咬筋肥大)や多汗症にも使われる。 -
効果・持続:
2~7日後からしわの軽減を感じ始め、1~2週間で安定。3~4か月程度の持続が一般的。
メリット
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注射のみ、施術時間も数分で済む
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ダウンタイムが短く、内出血や腫れもあっても軽度
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“筋肉の動き”が原因なら高い効果を発揮
デメリット
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半年おきなどリピートが必要
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注入量や部位を誤ると、表情が硬くなるリスク
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筋肉を弱めるため、下顔面に打ちすぎると口角が下がるなどの失敗例も
ヒアルロン酸:くぼみを埋め、ボリュームをプラス
一方、ヒアルロン酸は皮膚下へゲル状の物質を注入して、しわの溝を持ち上げたり頬や唇のボリュームを与えたりする方法。肌や軟骨などに存在する“ヒアルロン酸”成分を人工的に加工したもので、体内に徐々に吸収される性質があります。
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しわに効く仕組み:
凹んだ部位を物理的に埋めることでしわを浅くし、たるみ部分を支えるイメージ。 -
適応例:
ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴ線など“肌や脂肪の下垂が原因の深いしわ”に有効。 -
効果・持続:
注入直後から“ふっくら感”を実感。6~12か月ほど持続。製剤や部位によって異なる。
メリット
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たるみや凹みが原因の場合、ボトックスでは対応しにくい深いしわを即座に改善
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輪郭形成や唇のボリュームアップなどさまざまな部位に応用
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自己組織になじみやすい(厚生労働省承認の製剤も多数)
デメリット
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血管に誤注入すると血行障害が起こるリスク(技術・注意が必須)
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内出血・腫れが出やすく、1~2週間続く場合も
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コストが高くなりがち。1cc単位で数万円~10万円前後
しわ・たるみケアにおける両者の比較表
以下に、ボトックスとヒアルロン酸を主な項目で比較する簡単な表を示します。
項目 | ボトックス | ヒアルロン酸 |
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主な働き | 筋肉の動きを抑え、表情じわ・エラ張りなどを軽減 | くぼみや溝を埋め、ボリューム不足を補うことで深いしわや輪郭を整える |
向いている悩み | 額・眉間・目尻などの動的しわ、エラ張り、多汗症など | ほうれい線・マリオネットライン・ゴルゴ線など深い溝や凹み、唇や頬のボリューム |
即効性 | 2~7日後から効果を実感し始め、1~2週間で完成 | 注入直後から見た目変化が分かる(腫れやむくみが落ち着くまで数日) |
効果持続 | 約3~4か月(継続施術が必要) | 約6~12か月(製剤や部位により異なる) |
ダウンタイム | ほぼなし(内出血が出ても数日で治まる) | 内出血や腫れが1~2週間続くことも。血管閉塞リスクに要注意 |
費用目安 | 1部位1~3万円程度(量やクリニックで変わる) | 1本(1cc)数万~10万円前後。必要量が増えると費用もUP |
特徴 | 表情筋をコントロールするため、“動的しわ”に効果的 | 凹みを物理的に埋めるため、“深いしわやボリューム不足”の改善に向いている |
どっちが向いている?判断ポイント
表情じわ(動的しわ) → ボトックス
・おでこの横ジワ、眉間のしわ、目尻のカラスの足跡など、筋肉の動きが原因
・エラの張りや歯ぎしりなど筋肉肥大の場合もこちらが基本
深いしわ・たるみ(静的しわ) → ヒアルロン酸
・ほうれい線やマリオネットライン、唇のボリューム不足など“溝や凹み”が原因
・注入した瞬間にしわが持ち上がる即効性が魅力
両方組み合わせる例も
・目元の笑いジワはボトックス、頬の深いしわはヒアルロン酸、といった部位別の使い分け
・単一の施術では限界があるケースに合わせ技が使われることも少なくありません
失敗リスクやトラブルは?
ボトックスとヒアルロン酸に共通するのは、注射ベースの施術であるという点。メリットとして“メス不要・短時間”が挙げられますが、以下のリスクや注意点も把握しておきましょう。
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ボトックス
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過剰注入や間違った部位に打つと表情が不自然に
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筋肉が弱くなりすぎ、笑顔・眉の動きが硬く見える可能性
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効果は3~4か月で切れるため、定期的に通院が必要
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ヒアルロン酸
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血管に誤注入すると血行障害(まれに皮膚壊死の報告なども)
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内出血・むくみが1~2週間続くことあり。直後の外出や撮影には注意
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製剤の硬さや種類が部位に合わないと凸凹感や不自然さが出る。
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まとめ:しわ・たるみ対策の本命は“どちらの悩みか”に合わせて選ぼう
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ボトックス:筋肉の動きを抑える → 表情じわ、エラ張りなど動的な原因のしわ・悩みに
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ヒアルロン酸:物理的に溝や凹みを埋める → 深いしわやボリューム不足が原因のたるみに
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併用する場合もあり → 部位や悩みによって使い分けが可能
最終アドバイス
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自身のしわが“筋肉由来か” “くぼみ由来か”を見極めるため、クリニックのカウンセリングで正確な診断を受ける
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症例実績や使用製剤の正規ルート、安全管理に信頼がおける医院を選ぶ
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施術後のアフターケアも念入りに。ボトックスなら打ちすぎ注意、ヒアルロン酸なら血管閉塞リスクを考慮
両者にはそれぞれの得意分野があり、求める効果によって施術法が変わります。あなたの“しわ・たるみ”がどんな性質なのかを把握し、最適な施術でストレスフリーな若見えを実現してみましょう。
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