ボトックス vs. ヒアルロン酸！どちらがあなたに適している？

2024.12.27

美容医療が進化し、多くの人が手軽に若返りやシワ改善を目指せる時代になりました。その中でも、「ボトックス」と「ヒアルロン酸注入」は代表的な施術として広く知られています。しかし、「どちらを選べば良いのか？」と迷う方も多いのではないでしょうか。両者にはそれぞれの特徴や適用範囲があり、選択肢を間違えると期待した結果が得られないこともあります。

この記事では、ボトックスとヒアルロン酸の違いやメリット・デメリットを詳しく解説します。自分に合った施術を見極め、美容医療を正しく活用するための知識をお届けします。どちらがあなたの悩みに最適なのか、一緒に探っていきましょう！

ボトックスとは？

ボトックスは、ボツリヌス菌由来のたんぱく質を使用した医療用注射です。筋肉の動きを一時的に抑えることで、シワの原因となる表情筋の動きを制御します。

よく美容クリニックでは「ボトックス」という名前で呼ばれておりますが、これはアラガン社が販売している「ボトックスビスタ」という製品名を指しており、ボトックスビスタ以外の製剤を使用する場合は

ボツリヌス製剤、治療などと呼ぶのが正しいです。ちなみにセントローズクリニックではボトックスビスタしか取り扱っておりません。

アラガン社のボトックスビスタは国内で唯一厚生労働省の承認を受けており、安全性と有効性に関して日本人のエビデンスが豊富な点から選択しております。

ボトックスビスタ

効果

表情ジワ（眉間、額、目尻など）の改善
顔の筋肉の緊張を和らげ、自然なリフトアップ効果
咬筋を小さくすることで、顔の輪郭をシャープにする（小顔効果）

持続期間 約3–6か月で、効果が徐々に薄れていきます。そのため、定期的な施術が必要です。

メリット

表情ジワに対して即効性が高い
ダウンタイムがほとんどない
施術時間が短く、手軽に受けられる

注意点

筋肉を抑える作用が強いため、不自然な仕上がりになることを避けるためには、経験豊富な医師の施術が重要です。
過剰な使用は、効果が期待通りに得られない場合があります。

ヒアルロン酸とは？

ヒアルロン酸は、体内にも存在する保湿成分で、安全性が高く、柔軟性に優れた美容医療素材です。主に肌のボリュームを補ったり、深いシワを埋める目的で使用されます。

セントローズクリニックではアラガン社から販売している厚生労働省承認の「ジュビダームビスタ」をメインで取り扱っております。

ジュビダームビスタは馴染みがよく、自然な仕上がり、長期間の持続性が特徴です。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸、ジュビダームビスタボライト

効果

深いシワ（法令線、マリオネットラインなど）の改善
頬や唇、顎のボリュームアップ
鼻を高くする、涙袋を形成するなど、輪郭形成

持続期間 6–12か月程度。使用するヒアルロン酸の種類や施術部位によって異なります。

メリット

ボリュームを出したい部分にピンポイントで効果を発揮
自然な仕上がりになりやすい
施術後すぐに効果を実感できる

注意点

過剰に注入すると、不自然な仕上がりになる可能性があります。
施術後に軽い腫れや赤みが出る場合があります。

症例

30代女性

この患者様は、フェイスラインを引き締め、バランスの取れた横顔を目指して来院されました。顎先と下顎のラインにヒアルロン酸を注入し、顔全体の調和を改善しました。施術後は、顎のラインがシャープになり、フェイスラインがより美しく整いました。施術時間は約30分、ダウンタイムはほとんどなく、施術直後から変化を実感していただけました。