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施術

ボルニューマーの「RF」って実際何?肌の中で何が起こっているの?

「ボルニューマーは高周波の治療です」と聞いても、「高周波ってそもそも何?」「なぜ高周波で肌が引き締まるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

ボルニューマーの特徴を理解するために重要なのが「RF」という言葉です。

RFとは「Radio Frequency(ラジオ波)」の略で、日本語では「高周波」と呼ばれます。ボルニューマーでは6.78MHzのモノポーラRFを利用し、皮膚内部に熱エネルギーを発生させます。

実は、この「熱」が肌の中でさまざまな反応を引き起こすことが、ボルニューマーによる引き締めのポイントなのです。

RFは「肌を直接焼く」のではなく、体内で熱を発生させる

RFを理解するうえで、まず知っておきたいのが「どうやって熱が生まれるのか」です。

ボルニューマーは、電極から高周波エネルギーを体内へ届けます。体内の組織には電気抵抗があるため、高周波が通過するとエネルギーの一部が熱へ変換されます。

つまり、外から熱いものを押し当てるのではなく、「肌の内部で熱を発生させる」というのが大きな特徴です。

イメージすると、電子レンジに少し似ています。

電子レンジは電磁波によって食品内部を加熱しますが、RF治療も電磁エネルギーを利用して組織内に熱を発生させます。

もちろん仕組みやエネルギーは異なりますが、「外側から温める」のではなく「内部で熱を作る」と考えると、RFの特徴が理解しやすくなります。

肌の中で最初に起こるのが「コラーゲンの収縮」

では、RFによって肌内部が温まると何が起こるのでしょうか。

ポイントになるのが「コラーゲン」です。

コラーゲンは、肌のハリや弾力を支える重要なタンパク質。加齢などによってコラーゲンの量や構造が変化すると、肌のハリが低下し、たるみやシワが目立ちやすくなります。

RFによって真皮などが加熱されると、コラーゲンの構造に熱による変化が起こり、一時的に収縮します。

これが、施術後に「肌が引き締まったように感じる」理由のひとつです。

そして、ここからがRFの面白いところ

熱による変化は、それだけではありません。

熱刺激を受けた組織では、その後の修復過程が起こります。その過程で線維芽細胞などが関与し、新しいコラーゲンの産生や組織の再構築が進むことが期待されます。

つまり、

「熱を加える」
↓
「コラーゲンが収縮する」
↓
「組織の修復・再構築が進む」
↓
「時間をかけて肌のハリや引き締めにつながる」

という流れです。

そのため、RF治療は「その場だけの変化」だけではなく、時間の経過による肌の変化も特徴のひとつとされています。

「すぐ引き締まる」のに「後から変化する」のはなぜ?

美容医療でよくある疑問が、「施術直後に変化を感じるのに、なぜ時間が経ってからも変化するの?」というものです。

これは、異なるメカニズムが関係しているためです。

タイミング 肌の中で起こること 感じられる変化の例
施術直後 熱による組織・コラーゲンの収縮 引き締まったような感覚
数週間~数か月 組織の修復・再構築 ハリ・弾力の変化
継続的なケア 肌の状態を維持するための施術 引き締まった印象を目指す

ただし、変化の時期や程度には個人差があります。

「施術直後が完成形」と考えるのではなく、熱刺激による反応が段階的に起こる治療だと考えると分かりやすいでしょう。

ボルニューマーが「高周波」なのに熱く感じるのはなぜ?

RF治療では、「高周波なのになぜ熱いの?」という疑問もあります。

答えはシンプルで、RFそのものが「熱」なのではなく、RFのエネルギーが組織内で熱へ変換されるからです。

一方で、熱を利用する以上、皮膚表面への配慮も重要になります。

ボルニューマーには冷却機能が搭載されており、皮膚表面を冷却しながらRFを照射する設計になっています。

「内部には熱を届けたいけれど、表面への負担はできるだけ抑えたい」という、熱治療ならではの課題に対応する仕組みです。

RFとハイフは「熱を作る場所」が違う

同じ「熱を使ったたるみ治療」でも、RFとHIFUでは熱の作り方が異なります。

ボルニューマー HIFU
エネルギー RF(高周波) 超音波
熱の発生 組織の電気抵抗を利用 超音波を一点に集中
熱のイメージ 広い範囲を加熱 狙ったポイントを加熱
主な特徴 肌の引き締め・ハリ 深い層へのアプローチ
得意な考え方 肌全体のタイトニング 深部からのリフトアップ

この違いを知っておくと、「ボルニューマーとハイフはどちらがいい?」という疑問も、単純な優劣ではなく「どこにアプローチしたいか」で考えられるようになります。

もう一つ知っておきたい「モノポーラRF」

ボルニューマーは「モノポーラ式」のRFを採用しています。

RFにはモノポーラ、バイポーラ、マルチポーラなどの方式があります。

モノポーラ式では、照射側の電極から体内を通って戻る電気の流れを利用することで、比較的深い組織まで熱エネルギーを届ける設計になっています。

ボルニューマーでは6.78MHzという周波数が採用されており、真皮から皮下組織にかけて熱を届けることを特徴としています。

「RFなら全部同じ」ではなく、機器によって周波数、電極方式、チップ、冷却方法などが異なる点も覚えておくとよいでしょう。

RFは「たるみを引っ張る治療」ではない

ここは意外と重要なポイントです。

ボルニューマーは、糸リフトのように物理的に皮膚を引っ張る治療ではありません。

また、ヒアルロン酸のようにボリュームを追加する治療でもありません。

RFによる熱刺激を利用して、肌や組織の引き締めを目指す治療です。

そのため、「顔を大きく変える」というより、「肌のハリやフェイスラインを自然に整えたい」という目的で検討されることがあります。

まとめ

ボルニューマーの「RF」とは、Radio Frequencyの略である高周波のことです。

RFエネルギーによって肌内部に熱を発生させ、その熱刺激によるコラーゲンの収縮や、その後の組織の再構築を利用して、肌の引き締めやハリを目指します。

「高周波を当てているだけ」と思われがちですが、実際には、

「RFエネルギー」
→「組織内で発熱」
→「コラーゲンへの熱刺激」
→「収縮」
→「修復・再構築」

という複数の反応が関係しています。

ただし、肌の状態やたるみの原因には個人差があり、すべての方に同じ変化が得られるわけではありません。施術を検討する際は、医師に自分の肌状態を確認してもらい、期待できる変化だけでなく、リスクや注意点についても十分な説明を受けることが大切です。

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